はじめましてを言いたい件

私はどうやら文字にすると自分の気持ちの整理がつくらしく、どうしようもない気持ちになってこうしてカタカタキーボードを叩いている。

 

第1に、私は岩橋くんが好きだ。

彼が見せる姿が、世界が、彼の周りにいる人が、彼の言葉がとても好きだ。

それは彼が休養していたときもそうだし、今もそれは変わらない。

 

そして、私は岩橋くんを盲信していた。

アイドルとしての岩橋くんに絶大なる信頼を置いていたし、彼はアイドルが好きなんだと信じて疑わなかった。

私は、私が見える範囲の岩橋くんの姿だけを好きになって信じてきたし、実際彼は私が見たくない彼の人間的な側面を隠すのが、下手なようで実のところどこまでも上手かったなと思う。

 

障害は相対的なものであって絶対的なものではない。すこし不便かもしれないけれど、上手な付き合い方さえ見つかれば、それは所謂その人の特徴の1つになりうると思う。成人して、友人達とお酒を飲むことだって普通のことだし、自分とはちがう世界で生きてきた人の話を聞くのが面白いと思うのだってわかる。

だから私は彼を責められないし、でも、彼を責める人のことも、彼から離れてしまうかもしれない人のことも、私は責められない。

岩橋くんのいいところを知らない人が、悪意の情報だけを信じてしまうのはとても悔しい。でもそれは仕方ない。そういう世界を選んだのは彼だ。 岩橋くんの友人に悪意があったのだとしても、それもやっぱり仕方ない。それを選んだのも彼だから。

 

でもやっぱり私が信じてきた岩橋くんが守ろうとしてきたものがこんな形で壊されたのが悔しくて仕方ないし、ただのオタクがこんな風に思うのだから、本人や、五人はどれだけ悔しくて悲しいんだろう。その悔しさや悲しみは私にはどうしたって分からないけどやっぱり勝手に胸が痛い。

 

楽しくないなら、オタクをしている意味なんてないと今も思っているし辛く思うのは彼の問題じゃなくて自分の情緒まで彼に預けている自分のせいだと思う。だから、どうにかして楽しくオタクをしようと考えて、それで私はうまくいくかは分からないけれど、彼を盲信するのをやめようと思った。結局、オタクに真実なんてわからないから、私が変わらず私が見たい岩橋くんの側面だけを見てかわいいなあって思って、最高のアイドルだなあって思って楽しくオタクしていけたらいい。私が今まで信じてきたのは私がエゴイスティックに幸せにしてあげたいと思って勝手に枠に入れ込んだ理想の岩橋くんだったように思う。けれども、これからも自分の理想のアイドル像を岩橋くんに映していく中で、もっと柔軟に枠組みを変化させて、それで今までよりちょっとだけ軽い気持ちで、幸せにしてあげたいんじゃなくて、幸せにしてほしいってそんな気持ちで理想のアイドルを愛していきたい。

 

今も変わらず、私が信じてきた岩橋くんはちゃんと存在しているし、大好きなPrinceもキンプリも、ちゃんといる。

 

でも、きっと今回みたいに、私が知りたくない彼や彼らを知ってしまうことはこれからもあると思う。だから私は、そんなに簡単ではないと思うけれど、これからも楽しくオタクをしていこうという小さな目標と一緒に、今まで私が信じてきた岩橋くんにさようならを言いたい。

 

バイバイ、岩橋くん。今までありがとう。

 

そして、はじめまして、岩橋くん。これからもどうか幸せなアイドルでいてください。

 

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